2026年09月19日

インドネシア地震で考える建物の断水と設備の備え

インドネシア地震で考える建物の断水と設備の備え

インドネシアは、地震や津波の被害が起きやすい地域です。日本からは遠い国ですが、地震後に水が止まる、ポンプが動かない、トイレが使えないという困りごとは、日本の建物でも起こり得ます。給排水設備に関わる私たちにとっても、見過ごせない話題です。

目次

  1. インドネシアで地震が多い地形
  2. 地震後に起きやすい断水と設備トラブル
  3. 家庭と建物で今日からできる備え
  4. 遠い地震を自分ごとにする視点

1. インドネシアで地震が多い地形

インドネシア周辺は、複数のプレートがぶつかる場所にあります。プレートとは、地球の表面をおおう大きな岩の板のようなものです。

この力がたまると、ある日急にずれて地震が起きます。海の近くで大きく動くと、津波につながることもあります。

日本も同じようにプレートの影響を受ける国です。だからこそ、インドネシアの地震は「遠い国の出来事」だけでは終わりません。

2. 地震後に起きやすい断水と設備トラブル

地震の後は、建物そのものが無事でも水まわりに問題が出ることがあります。たとえば、次のようなことです。

  • 水道管の破損
  • 受水槽まわりの損傷
  • 給水ポンプの停止
  • 停電による設備停止
  • 排水管のずれや詰まり

見た目では分かりにくい不具合もあります。水が出ても、濁りや異音があれば注意が必要です。

特にマンションや施設では、ポンプが止まると上の階へ水が届きません。トイレ、手洗い、清掃にも影響します。小さな設備の異常が、生活全体の不便につながるのです。

3. 家庭と建物で今日からできる備え

地震への備えは、特別な道具だけではありません。まずは水を確保することが大切です。飲み水だけでなく、手洗いやトイレ用の生活用水も考えておくと安心です。

建物を管理する方は、次の確認が役立ちます。

  • 受水槽のまわりにひびや傾きがないか
  • ポンプの運転音に変化がないか
  • 停電時の対応手順が決まっているか
  • 点検記録が残っているか

意外にも、災害時に困るのは「どこに連絡すればよいか分からない」ことです。設備会社、管理会社、自治体の連絡先は、紙でも残しておくと停電時に役立ちます。

4. 遠い地震を自分ごとにする視点

インドネシア地震のニュースを見ると、揺れの大きさに目が行きます。けれども、その後の生活を支えるのは水、電気、排水です。

私たち株式会社五幸は、相模原市で給排水ポンプ設備に向き合う立場として、日ごろの点検が災害時の安心につながると考えています。大きな地震を止めることはできません。ですが、設備の状態を知り、止まった時の動きを決めておくことはできます。

海外の地震をきっかけに、身近な建物の水まわりを一度見直してみてください。それが、家族や利用者を守る一歩になります。